自由帳

 果孵化森羅万象を夏向け仕様にしてみました。ひんやり。

何にでもすぐ式神を使う偉ぶったモズをよく妄想します。単純に、戦闘時以外も一緒にいるところがたくさん見たいという気持ちと、相手を思い通りに使ってるつもりで気分良くなりながらずぶずぶに依存したまま別れの日を迎えるトウモズに甘じょっぱい夢を見ているのと。

各メディアのトウベエの中でも漫画版は森羅の存在感が抜群で魅力的。式神感とトウモズ萌えが大いに刺激されます。

衣装も式神を形作る要素の一つという話をたびたびしていますが、大降神が式神の荒ぶる神としての姿なら必殺技からも式神が汲み取れるのでは？と考えては技名を眺めてしまいます。
式神の世界だから、技そのものより技名にこそ本質があったりもしそうです。同じ名でまったく違う描写があるのもそのため、とか。

漢字に意味が込められているパターンと、音に意味が込められていて字は当て字なパターンと両方のパターンとあるから難しいけど面白い。

あと意味は特にないけど音が字面がカッコイイからってパターンも絶対にありそう。ひとつ元ネタに気づいてガッテンガッテンしても、きっと富沢先生たちは他にも要素を含めているんだろうなあと勘ぐってしまいます。

果孵化森羅万象はなんで「カフカ」なのか。作家しか思い浮かばないのですが違うだろうなあ…虫系式神だったらともかく。
というわけで字に注目して「果」や「孵化」から果実や卵を連想するので液体が詰まっているイメージや、加えて「森羅万象」で万物の命の源＝海も考えたりしているうちこんな絵になっていたわけです。あらゆる要素が詰め込まれた式神について考えていくのは楽しいですが、自分のイメージの貧困さと引き出しの少なさに直面するのでつらくもあり。

いつか人様の式神想像をもりもり聞く目的の絵チャをやってみたいです。「今日は○○族」とテーマを決めて装飾とか技とか、式神の構成要素を一つ一つ取り外してきれいに並べて丸裸にする会を…明らかに考えすぎだろってところまで行くのもまたよし。