弱肉強食の世界
自然と共にある式神というのもいいものですが、大都会と式神という組み合わせも好きです。
一見ミスマッチ、でも現代の「都」なわけですし、今も変わらず人の暮らしに寄り添う式神像に夢見てますし、なにより絵面がアツイ。作中では少ないながらも、26話の地流ビル屋上決戦とか、闘印奥義のランゲツステージとか、見るたびに滾ります。
ところで、ユーマ君は少なくとも両親がミカヅチに敗れた際に六本木に来てるんでしたね…。描いてから思い出しました。ユーマ君は地流の施設には入らなかったそうですが、地流の社員になったのはいつ頃だったのか、本編で描かれてましたっけ?あの日からランゲツと2人で生きてきてそうで萌えます。お互い同族の中で孤高を貫く者同士というのがまた。
宗家とはいえ両親を屠った相手のゆかりの施設で暮らすなんて、弟のソーマ君もなかなか壮絶な人生だと思います。ミカヅチがそんな措置を取ったのも慈悲の心からではなく、式神使い候補キープとユーマに対する人質的な思惑があったりしそう。最終的にはその子供に会社を乗っ取られてしまうんですから因果応報ってやつでしょうか。こういう視点で見るとソーマ君の復讐譚みたいですね陰陽大戦記。