せいぜい祈りよし
「けどな、救ってくれはる神さんなんてどこにも居てはらへんえ」
式神バトルって式神同士の会話になるからちょっとズレてるかもしれないけど、京都弁で言ってもらいたい台詞。だって実際は、神頼みしたり情けを乞うような式神なんていなさそうなので。いつでも己と闘神士を信じて全力バトル!そんなところも好きです、式神。
ホリンも「祈りなはれ」とは言うけれど、祈りを自分を奮わす力にしろという意味なんですよね。それこそが信仰だと思うし、とても式神らしいから好きな台詞。式神はあくまで闘神士の道具、これは決して自虐ではなく。神だけど、パートナーだけど、道具でもあるんですよなあ。
前に、悪い闘神士と契約した邪悪なホリンさん見たいって話をしましたが、闘神符「十六夜欠落」のホリンさんは絵も台詞もそんな感じでゾクゾクします。災いを、相手のせいだと断言するところとかもうね…
これ式神相手に言ってるのかなあ…柊族はやっぱり「聖」と「魔」の力を引き出すみたいでカッコイイです。それもまた陰と陽ですかね。
悪い闘神士と便宜上書きましたけども、式神にとっては「善か悪か」ではなく闘神士との契約が絶対で、それを主観に置いての「敵か味方か」っていう判断をしてそう。だからどんな闘神士に使役されてもキャラはぶれないところが素晴らしいです。漫画とアニメのサネマロとかいい例で。
もし陰陽大戦記に続編があっても式神たちがぶれなければ私はどんな時代のどんなキャラ達による大戦記でも楽しめることでしょう。
あっでも例えば徹底的な環境破壊を目論む人間とマガホシさんが契約しちゃったりしたらどうなるの…?!と心配になったけど、きっとそういうのは二人の相性を見て太極神様があらかじめ巡り合わせないようにしてるはずなんで大丈夫ですかね。結婚相談所みたいですね。